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<living x unity>
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最終回のおしらせ


唐突ですが、誠に勝手ながら今回をもって当ブログ、最終回となります。

端的に、このままこの密度でブログ書きを続けると生活が成り立たなくなる/いくつかの現実的な計画が実現にいたらない、という理由からです。どっぷりと集中したいものごとがいくつかあるのです。

まあ、逆にブログは薄口で淡々と、という手もあるのですが、ハマりやすい&執拗な体質なんで開けてる限りつい濃厚に行きたくなってしまう。スパッと切る次第です。

思えば去年の8月25日からはじめたこのブログ、ちょうど半年目です。前回が100番目のエントリーで、今回は101。どうせなら101匹わんちゃんで、、というのは意味不明ですが、終わるにはキリがいい。除夜の鐘式に煩悩百八つまでやってもいいかなんて思ったりもしたけれど、悠長にやってられない、いま待ったなしのとこなのでした。

最初はおっかなびっくりで、ブログというものに関わってみて半年、欲をいえばきりがないのですが、すくなくともアタマの地均しは出来たようにおもいます。お陰様でいろいろと勉強になりました。

まとめというわけでもないですが、前回のマンガ論の〆にまた新たに深い示唆に富んだコメントを頂いたので、そこに絡めて、最後にふたことみこと。

結局の所、このブログで考え続けてきたことはといえば、ひとこと”芸術/文化”をめぐっての様々な問題であったわけですが、そこで19世紀/明治をひとつの基点として、それ以前のありようと来歴、またそれ以後のありよう、日本近代のうちにある捻れとコンフリクトを読み解いてゆく作業でもありました。
やはり焦点として今日の高度情報化の、とてつもなく錯綜した(末期的/末世的ともいえる)状況における芸術/文化なるものの行く末、ということになってきます。それは見物を決め込めるような対岸の火事では全くなく、現に手中にあるものを、どう育てていくか、顔つき合わせているものとどうつき合っていくかという「待ったなし」の問題に他ならない。
逆にいえば、このホリエモンな時代において、いまだ芸術とか文化とかいう「近代」の遺制に拘っているのは、おかしいんじゃないか?という見解がありえます。コンピュータ、経済、芸能、スポーツ、つまりお金とパソコンとエンターテイメント(サービス)があれば、別にいいじゃん、芸術とか文化とか重苦しいこと言わなくたって、と。ま、それはそれでいいとしかいいようがない。と同時にそれは似非芸術/似非文化に対する、試金石/ふるいともなるわけです。大衆化/情報化/シニシズムの極まりに置かれたとき、すごすご引き下がるしかないようなもの(芸術/文化)は、由来(依って来るところ)がどうであれなんであれ似非であると。考え抜かれていない、やり抜かれていない、そんなものはとくに擁護するに足らない。顔洗って出直すしかないわけです。そういう厳しい峻別の時代なわけです。

スーパーフラットとは、全員集合ならぬ全員平等(全部平等)という言ってみれば汎神論の極みであるわけですが、旧秩序が軒並み覆されていく中でのあらたなヒエラルキー形成/階級格差の問題というのは見過ごされがちで、「フラット」という言葉に誤魔化される所でもあると思います。
ようするに市場の原理によって、ありとあらゆる異質が、まるでiPodに放り込まれた曲-ファイルのごとくシャッフルされ、めまぐるしい異種遭遇にさらされるわけですが、それを凄まじく便利でスマートな絶望的な最終地点であると観るか、通過地点/プロセスとして観るかで、大きく物事は変わってくると思います。私はプロセスとして観ています。「情報化」の問題は「光」「多次元」の問題におおいに関わると私は観ますが、その探究はいまだ端緒についたばかりではないでしょうか。

20世紀初頭に学術/芸術エリートたちが問題にしていたことを21世紀初頭ではハイテクノロジーの恩恵でフツーに取り組んでいるともおそらくは言え、その「フツー」における「無意識」が逆に問題なわけです。ハイテクノロジーのスーパーフラットな外観に惑わされて、それが生身においては非人道性極まる過酷な格差/差別/偏見として現れていることに気づかなければならない。

蕩尽伝説さんのほうで、先日「古典の揚棄」という問題が提出されました。そしてコメント欄にて「かまくら 安」さんのほうから、孫次郎の能面四谷シモンの人形が呈示されました。そこには一見して芸術としての完成度、美の峻厳という意味で、古典を凌ぐモノを作り出すことは現代人には能わない(のだろうか?)という問題があります。
「能」の世界の分析は、ここではやりようがないですが(そもそもその能に関する教養もないので)、今の時点で私に言えることは「古典の揚棄」という問題に際しては「多次元」の混淆の質の問題、「光」に対置され「闇」と呼ばれているもの、つまりは物質性、「元素」的な力の問題こそが極めて重要になってくるのではないかということです。あるいは「間」や「魔」ということ。逆向きに言うと、情報/光/多次元の問題に際しては、日本のであれ、西欧のであれ、「古典」それを成り立たせている材質(樹液、鉱物、植物繊維、等々)、宇宙観/身体性への眼差しがひどく重要になってくるのではないかということです。あるいはリズム/文様、アフリカ的なものへの。手短に言いすぎですが、また始まってしまうので(笑)。

そんなところです。

livinityにおつきあい頂いた皆様、本当にありがとうございました。
時期が来たら、またなにかしらオンライン上でやるかもしれません。

それでは、ごきげんよう。

#しばらくはこのブログはアーカイヴとして残しておきます。

| - | 18:08 | comments(5) | trackbacks(9) |
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| - | 18:08 | - | - |
>Takさま

入れ違いになってしまいました。
ご丁寧にコメントありがとうございます。
Takさんのように淡々と、激さず、だらけずブログをドライブされてる方を見ると頭が下がります。
展覧会も目白押しで身体がいくつも欲しいところですね。
これは頑張って下さいというものでもないし、enjoy your blog life!
ですね。

いや、こちらはブログ禁断症状が起きそうで、不安なところでもあります(笑)。
復活したあかつきにはお知らせします。
| d | 2005/02/25 11:53 PM |
>蕩尽亭さま

蕩尽亭さんには、本当に目を開かせていただき、感謝に堪えません。
数々のインスピレーションと勇気を与えられました。
これから芸術論というところで、できればご相伴したかったのですが、、、ひきつづき楽しみに拝読させていただきます。
もうダメ、我慢できないっというときは、コメントするやもしれません。挙げ句に、おまい実は暇なんじゃないの?ということにならないように気をつけます(笑)。

>活字にしておいたほうがいいように思いますね。

考えてませんでしたが、考えてみます。とりあえず推敲してみます。


>かまくら 安さま

本当にお陰様で、充実したブログ生活を送ることが出来ました。
唐突な終了のように見えて、じつは年明けのころからじりじりと考えていたことで、というか考える余地がない状況にいたり、、、最後全力疾走して終わろうと。


「裏の顔」、どこでだったか忘れましたが、見たことあります。
たしかに「ユーモラス」というのは、判る気がします。

あと浮世絵に使ったバレンの内部というのも感動的でした。
細く割いた竹の編み合わせで、それだけでも「芸術」だと思った。


>>おふたりに
ここで得た糧をもとに、ひきつづき探究をつづけてゆきます。
ご愛顧まことにありがとうございました!
| d | 2005/02/25 11:10 PM |
こんばんは。

悩まれたすえのことの決断なのでしょうが残念です。

確かに自分もblog初めて生活のリズムが変化しました。

仕事に支障をきたすようになったら私も閉じようと思ってます。

半年間、続けることは大変なことです。
お疲れ様で御座いました。

たまに拙blogやサイトに遊びに来られた際は
叱咤激励してやってください。

それでは。復活の日を信じて。
| Tak | 2005/02/25 10:40 PM |
突然の「ブログ終了」を知って、少々戸惑いました。

「能面」の続きですが、面の「裏側」を御覧になったこと、ありますか?

なかなか見る機会も少ないと思いますが、何時何処でかは、はっきりと覚えていないのですが、「それ」を見た時、唖然としたことを今だに記憶しています。

「荒削りの白木」、「真ん丸の眼」と言い、およそ「表の顔」とは似ても似つかない、「ユーモラス」にも思えてくる、どう言って形容してよいか解らないような「第二の顔」「裏の顔」がそこに潜んでいたのですね…

その「秘密」を発見したことで妙に嬉しくさえなってしまったものです。
 
20世紀初頭の美術史上の大事件、ピカソが「キュビスム」に奔るきっかけともなった、例の「アフロ彫刻」を彷佛とさせる「かたち」を連想してしまいました。

―その「顔」、もしかして「MANGA」?


    see you!
| かまくら 安 | 2005/02/25 9:23 PM |
おや、おや、おや、なんと残念なこと!

> どっぷりと集中したいものごとがいくつかあるのです。

ま、実際のところ、意外とブログは時間を取られるもの
ですよねえ。私の場合、本業とそのままリンクしている
側面が強いので続けますけど。というか、本業にもっと
精を出すべきなんだけど、あいにく散漫な性格は治らず。

ここでの赤塚不二夫論というか、マンガ論をもっと刈り
込んで活字にしておいたほうがいいように思いますね。
ま、お考えになられていると思いますけど。

蕩尽亭は相変わらずちんたら続けて行く予定なので、
気が向いたら、また立ち寄ってみてください。

さびしーっ!(笑)
| 蕩尽亭 | 2005/02/25 7:29 PM |









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