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<living x unity>
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分裂と統合


赤塚不二夫論を完結させる前にやっといたほうがいいだろうと、半日かけて書きつらねたジャポニズムに関する論考が、いいとこまで来たな、もう一歩だなというとき、ひさびさに見る爆弾マークとともに費え去った。

まったく、やあ、ひさしぶりてなもんで、笑うしかない。というか、こういうときはやはりなにかの思し召しと思うようにしている。

実際いま、論考ばかり書いている場合でもなく、とあるプロジェクトからの依頼で、マンガそのものを頼まれているのだった。原作者がいて、私は絵担当だから、「サルまん」コンビでいうと私は相原コージなのだ、竹熊先生ではなく。じっさいに絵を描け、絵を、ということだ。

というわけで、最近デザイン仕事でちょっとデジタルワークに傾きすぎていたということもあって、そのリハビリということもあり(ホントはそういうこと言っちゃいけないと思うんだが)、半日、スケッチブック上で延々、ペンを走らせる。あれです、ダッシュの繰り返し。

で、画像は、去年ある音楽CDのために描いたコミックタッチの絵(CG)の使わなかった分を組み合わせた(さっと料理した)もの。これの本作は急遽なかんじでプロモーションビデオにも実写のアクセントとして使われて、しばらくMTVで流れていたのだが、どうせだったら最初からアニメ化の計画で行って欲しかったというのがある。というか、このところの数々の対話を経て、アニメへの自分なりの興味が湧いてきているということなのだけれど。

そして小さい方↓は、そんなわけで今描いてるやつ(キャラクター・アイデアスケッチ)をデジタル処理したもの。まだ練りが足りない。

しかし(とまた考えてしまうのだが)、こうしたものと、学究的興味、そして長年イラストレーターの表看板としてやってきたヨーロッパ的にオーソドックスな写実表現と、やはり20代から続けている気の長い探究としての抽象表現への取り組み(そのふたつはここではまだ出す気になれないけど)と、それから今は休止中のドラマーとしての自分、膨大に貯まったDTMトラック(ダブファンク)、写真、よくもまあ、これだけ自己分裂したものだなあと他人事のように思う。同じ人間がどれほど多次元的にメタモルフォーズできるか、実験の場と化してるような人生だ。不用意に全部同一平面に並べたら、たぶんキチガイだと思われるだろう。

といって、なにも私は美術/表現の百貨店、なんでも屋/便利屋を目指しているわけでもなんでもなく、興味の赴くままと、依頼されるままにチャレンジを繰り返していたら、途方もない対極/多次元を抱えることになってしまったということで、ここで「自伝」をやる気はないんだけど、2000年代に入ってからの興味は「多次元統合」の原理を探るということに尽きる、ということに大きな意味ではやはりなるのだ。

蕩尽亭さんとマンガ/アニメをキーにして芸術をめぐる対話を繰り返しつつ、非常に大きな示唆を受けつつ、しかし、実際、手塚/赤塚/マンガ/アニメの「近・現代(20世紀)」の遺産がどう芸術の枠組みに作用し、あらたな表現、新たな芸術の概念の創成に繋がるかというところは、ほんとうにやってみなくてはわからないところで、あらかじめの答えなどない。

ともかくも、わけへだてられてお互いを知ることがなかった「自己たち」がいま急速に互いを知ろうとしている。ってそう書いている私とはだれなのだ?という話でもあるが、そのためのこのせっかくlivinity(live unity)と題したブログでもある。

このへんでちょっとそういうことを書いておきたくなった。

| 日記 | 01:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
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